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KORG DSM-1(1987年)



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Stooge Larry’s "Wise Guy" Synthesizer page
DSS-1/DSM-1のコーナーあり。
純正ライブラリー、各種ユーティリティ、マニュアル、ディスク交換方法など豊富な情報量。

一時期は大人気でこぞってプロの人達が使ってました。

16ポリなのにアナログフィルターというのは、なかなか個性的です。つまり16VCF。パラアウトも16個。
特徴の少ないフィルターですが、逆に素直で使いやすいです。絹のような滑らかな音は、さすがアナログならでは。残念ながらレゾナンスは未搭載です。
Mirageもそうなのですが、D/Aのエイリアスノイズをアナログフィルターで濾し取るという設計思想らしく、素の音は高域に奇妙なクセが乗ります。その質感がこの機種の個性になっているとも言えます。

本体のメモリーに取りこまず、Rec状態でスルーさせてエフェクターとして使う人も多いようです。私は前述のフィルターの質感を楽しみたいので、本体に録ることが多いですが。

システムはちょっと癖があります。極端に使いづらいわけでもありませんが、決して使いやすいとは言えません。私が英語マニュアルしか持っていないので、苦労していると言えばそれまでですが。
KORGはオールド機種のマニュアルは、全て破棄してしまっているので、日本語マニュアルはもう手にはいらないんです。

でもやっぱりサウンドは魅力的です。もう1台欲しいな。


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